楽々FrameworkII
JavaによるWebアプリケーション開発環境
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Contents
はじめに
開発の手順
XPDによる開発
コーディングによる付加ロジックの追加
画面設定
 
Development
cut
付加ロジックの追加
パターンプラグインの作成方法
[コーディング要素] [PMS/Javacの利用方法] [ソースファイルの作成方法] [HTMLフィルタの作成方法]
[DDプラグインの作成方法] [パターンプラグインの作成方法]
 パターンは業務システムの画面遷移を分類して汎用化したものです。処理フローが同じであれば同じパターンを使用できますが、業務内容によって実行される処理は異なってきます。そこで楽々FrameworkII では、パターン・プラグインと呼ばれる仕組を準備しています。パターンの内部処理を実行する前後等のさまざまなタイミングでパターン・プラグインの処理が実行され、プログラム独自の処理を実装することができます。
 パターン・プラグインによって以下のような処理が可能です。
 
  ・データベースに登録する前後への処理の追加やエラーチェックの追加
  ・DD の設定で実装されている以外のエラーチェックの追加
  ・更新時にパターンで指定した以外のテーブルへの登録
  ・登録時に入力していない項目への値のセット
  ・画面にロジックで実装した初期値の表示
 
  パターン・プラグインはパターン・パラメータのプラグイン要素として記述します。パターン・プラグインはクラスライブラリのPtnPlugin クラスを継承して開発し、XPD にはそのクラス名を記述します。
 
 
  (例)画面から入力されたデータをテーブル登録後に関連テーブルにも登録する
PMS/Javacで(アプリケーション名)/customディレクトリに移動します。
「New」ボタンを押して開くウィンドウで、「クラス名」に"クラス名"、 「スケルトン」に"LIB21 パターンプラグイン"を選択します。
雛型が開くので、該当のプラグイン(メソッド)にロジックを記述します。
public boolean afterInsert() {
  //emp2テーブルにデータを登録
  PmsTable p_table = g_ssp.getTable( "emp2" );
  //値の設定
  SeiValue p_value = new SeiValue( g_ssp );
  p_value.addValue( "userid", g_pp.g_fv.getValue( "userid" ) );
  p_value.addValue( "password", g_pp.g_fv.getValue( "userid" ) );
  p_value.addValue( "mailaddr", g_pp.g_fv.getValue( "mailaddr" ) );
  p_table.setValue( p_value );
  //INSERT実行
  if ( !p_table.insert() ) return false;

  return true;
}
Pms/Javacで「javac」ボタンを押してコンパイルします。
XPDにはプラグインのクラス名をタグに記述します。
<XPD>
<Program NAME="lssn0020">
  <Title>納期照会</Title>
  <Title Lang="1">inqdue</Title>
  <Pattern>PtnInqED</Pattern>
 ・・・
  <PP>
  <Plugin>lssn0020p</Plugin>
 ・・・
  </PP>
</Program>
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