楽々FrameworkII
JavaによるWebアプリケーション開発環境
オンラインデモ&ダウンロード お問い合わせ・資料請求
ホームへ戻る
Contents
はじめに
開発の手順
XPDによる開発
コーディングによる付加ロジックの追加
画面設定
 
Development
cut
付加ロジックの追加
HTMLフィルタの作成方法
[コーディング要素] [PMS/Javacの利用方法] [ソースファイルの作成方法] [HTMLフィルタの作成方法]
[DDプラグインの作成方法] [パターンプラグインの作成方法]
 HTML フィルタは画面出力部品を表示する場合、表示内容を追加・変更する際に使用する 機能です。HTML フィルタはデータを検索してDB より抽出した後、HTML に加工する直 前のタイミングで呼び出されるので、表示する際に独自のデータ加工を行うことが出来ま す。したがって、画面ごとに表示内容の任意な編集や一覧画面でその行データを表示する かしないかの判断が可能です。
例えば、DB の値をそのまま表示する標準のパターンの機能に加えて、特定の画面のみ氏名 に呼称をつけて表示したい場合、生年月日のフォーマットを変えて表示したい場合、ある いは製品区分で背景色を分けて表示したい場合などにHTML フィルタを使用します。
 
(例)一覧表示画面で項目の値によって背景色を変更するHTMLフィルタの作成手順
PMS/Javacで (アプリケーション名)/customディレクトリに移動します。
「New」ボタンを押して開くウィンドウで、「クラス名」に"クラス名"、 「スケルトン」として"LIB21 HTMLフィルタ"を選択します。
雛型が開くので、該当のメソッドにロジックを記述します。
public String printFilter( SeiServletParam x_ssp, int x_no, String x_field, 
              String x_value, iSeiValue x_sv, SeiHtmlObject x_htmlObj ) {
  //"点数"項目
  if ( x_field.equals( "tensu" ) ) {
    //値がマイナスの場合、背景を赤色に変更
    if ( SeiType.toInt( x_ssp.g_ss.g_lang, x_value ) < 0 ) {
      x_htmlObj.set( "TdColor", "red" );
      x_htmlObj.set( "TdStyle", "color:white" );
    }
  } else {
    x_htmlObj.set( "TdColor", null );
    x_htmlObj.set( "TdStyle", null );
  }
  return x_value;
}
PMS/Javacの「javac」ボタンを押してコンパイルします。
XPDにHTMLフィルタのクラス名をパターン・パラメータの<Filter>タグに記述します。
<Program NAME="lssn0010">
  <Title>点数表示<Title>
  <Pattern>PtnInqRD</Pattern>
  <PP>
    <Table>team</Table>
    <ListFields>team, bango, tensu</ListFields>
    <SQL>
       <Select>team, bango, tensu</Select>
       <From>team</From>
       <Order>1</Order>
       <Filter>lssn0010f</Filter>
    </SQL>
  </PP>
</Program>
(画面サンプル)
 
前のページに戻る 次のページへ進む
[コーディング要素] [PMS/Javacの利用方法] [ソースファイルの作成方法] [HTMLフィルタの作成方法]
[DDプラグインの作成方法] [パターンプラグインの作成方法]
 
 

コピーライト